天才⁉︎科学者シリーズ 1 地球をうごかした男
ルカ・ノヴェッリ 文,絵 / 関口英子 訳 滝川洋二 日本語版監修
・科学の歴史とか…科学者とか…公式とか…覚えたいけど苦手. だけど好きになりたい
・天文宇宙検定の勉強をはじめる,している
・地学、理数系、自然の摂理などに興味がある
天文宇宙検定1級合格をめざして、理数系の基礎を小学生レベルから学び直していたら、ピッタリの絵本を見つけちゃいました (しかもシリーズもの♡) 第2弾‼
天文宇宙検定1級のテキスト読んでみても相変わらず「問」とか「演習」とか全く理解できず・ズ・zu …💀オワッタ の日々を送っておりますYukaLabo主. 📡⚗️
かといって、学生用の参考書をあさったり再読しても、夜空に輝く星たちに「明日こそは頭がよくなりますように🙏🏻✨」と祈ってみても… …
そんな「高度な理解ができる脳」など生まれるときに母上のお腹に忘れてきた、わたくしの頭に入るわけがなーーい‼ 🦉難儀よのう…
ということで!✨ きっと、こんなわたくしにも優しく理解をうながしてくれるのではないかと、淡い期待をこめ新しくGetしてきた小学生むけのこども本【天才⁉︎科学者シリーズ】
同じような状況の方いるかな? いてもいなくても!(笑) 【天才⁉︎科学者シリーズ】➀~⑩までまるごと、順々にご紹介します📖✨
ぜひこの本で、あなたの中にある知的好奇心を刺激して、「なぜ?どうして?」「それって本当⁉」「もっと知りたい♪」という、わくわくの世界をのぞいてみてください♪🧪⚗️🤩
もともと「発明」や「工夫」「アイディア」という側面で科学に興味はあったものの、歴史の書き換えや迷信の強い時代における異端審問、進歩的考えに対するメリット・デメリットの嫌悪感から、科学に対する探求心を放置していたわたくしは、この本を読んで
①目次ごとにあるコラムや用語集が「なぜ?」の好奇心を刺激してくれ、いつも通り「横道ネットサーフィン」🏄で関連知識がいろいろ入手できました ww
②ガリレオ自らがローマ教皇や枢機卿たちに望遠鏡を見せに行ったんだ!
③地動説を口にしてはいけないという警告に逆らい、本をかいたのね
④悪魔のサタンは実在するもの考えられ、科学的にまじめに研究されていたとは‼
⑤当時の(ローマ協会権力)時代背景が、いやというほどよく分かる
などの発見がありました.

歴史は繰り返す / 人間性
感想①
過去・現代を含む歴史家や起業家、あらゆる著名な方たちが「歴史は繰り返す」という言葉を幾度となく残されて
・人間の本質からくる流行や心理的作用・反応 (経済も含む)
・自然現象からくる地震やパンデミック など
だから「繰り返される」過去の人々の知恵や失敗を知って、活用する.
そのためにも歴史を学んでプロパガンダ等に洗脳されず、自分の頭で考えようね.
と教えてくれていますが、この【天才⁉︎科学者シリーズ】で書かれている、異端審問や権力による弾圧、同調圧力、恐怖やストレスからくる集団ヒステリーのはけ口など、人間の本質からくる心理的作用・反応はまさに分かりやすく、先人たちのおっしゃる通りだなと感じます.
それは現代でも家庭や学校、仕事やお稽古ごと、SNSや政治、大から小まで様々な人間関係で起こっていますよね.
脳活へのモチベーションがアップ⁉
感想②
これら↑のことが起こるのには様々な原因が複雑に絡み合っているわけですが、個人的に集中して考えてしまうのは脳科学の側面からの「脳の衰え」や「潜在意識」についてです.
●私たちの脳は生命維持優先のために変化よりも安定を求めるため、ワンパターンで慣れ親しんだ安心・快適な領域(コンフォートゾーン)を好む.
●脳は過去の経験や行動から学びパターン化して効率よく働く.
●それら現状維持メカニズムの働きで、今いる心地よさからなかなか抜け出せず、楽なほうへと流されやすい (ex: ダイエット・金銭感覚 etc.)
●結果、成長が止まり、思考・行動の固定化→心身の老化・執着や固定観念による老害〈 脳の神経伝達物質の減少 ー 血流の低下による酸素・栄養不足 脳機能・身体機能低下 〉
※ここでの老害とは「脳の衰え」と定義しているので、年齢問わず若い人も含む
から、自分自身がいつの間にか個人の小さな経験で決めつけた、ガッチガチの固定観念で超利己的になって、未来ある若者や柔軟に進歩的な考えで歩んでいく人たちのドリームキラーや老害にならぬよう重々気をつけていくためにも
常に新しいチャレンジを続けて脳を活性化しドーパミンを放出して、柔軟性や新しいアイディアをもって、問題解決にむけ工夫・集中し楽しんでいけるよう、
日々の脳活の大切さを改めて痛感しモチベーションアップしたことが、ガリレオの科学的発見うんぬんの内容よりも強く心に残りました オイ. ww

扁桃体の活用で記憶する
感想③
歴史を学ぶ際にどうしても避けて通れないグロテスクな人間模様に嫌悪感をいだいていたのですが、
⚫︎記憶には短期・長期の2段階があり、脳の記憶を司る「海馬」のそばには、感情を司る「扁桃体」があるため、扁桃体が働くと海馬で長期記憶としてインプットされやすい
⚫︎脳は命に関わることや感情をともなったできごとを優先して覚える
今回はこの脳の仕組みと、普段抱いていた「嫌悪感 (感情)」を上手く使って「ガリレオ」について記憶しました♪

時代背景
こちらのシリーズ全ての本について言えることですが、最初に時代背景がかかれているので物語の内容が理解しやすくてたいへん助かります.
素人にはこの説明があるのと無いのでは、読み解くまでに大きな差がでるかと.
なお、こちらのシリーズは全部で10冊ありますが、それぞれの科学者が生きた時代順にならべると
⑨・④・⑧・①・⑦・⑥・②・⑩・⑤・③
となります。頭の中を整理させながら読みたい方は上記順番に読むのもおすすめです♪
See you♡🐈