「人はなぜ酸素を吸うのか」

Books

そもそもなぜをサイエンス

大川 満里子 著 / 大橋 慶子 絵   大月書店

こんな人にオススメ♪

・科学や自然のふしぎが好き♡ or 解き明かしたい人♪

・天文宇宙検定の勉強をはじめる,している、もっと基礎力をつけたい人

・科学とか難しい…と拒否反応でやすい人

  

天文宇宙検定1級合格をめざして、理数系の基礎を小学生レベルから学び直していたら、ピッタリの絵本を見つけちゃいました (しかもシリーズもの♡)

同じような状況の方いるかな? いてもいなくても!(笑)  天文宇宙検定テキストの関連する級と章(2023年現在)も記載して、【そもそもなぜをサイエンス】シリーズまるごと、順々にご紹介します📖✨

ぜひこの本で、あなたの中にもある「なぜなぜ??をサイエンス」知的好奇心を刺激してくれる、わくわくの世界をのぞいてみてください♪🧪⚗️🤩

 


目的Ⅰ

理数系の基礎つくりはもちろんのこと、表紙・左側の絵を見ていたら、以前読んで面白かった↓

DNAの構造とはたらき ―DNA図書館へようこそ / 羽馬有紗 著」

     ↓

の第Ⅲ部、タンパク質ができあがるまでの過程で登場する、リボソームメチオニングルタミン酸が結合する可愛い運び屋の絵と少し似ているな.

この本を理解できたら、DNA図書館の内容も今より深く理解できるかな?と思いながらパラパラとページをめくり…

・ここ数年、美肌やアンチエイジングで一躍有名なミトコンドリアについて書いてある✩

・漠然とした知識しかない「肺と心臓の進化」について、シンプルに説明できるようになりたい.

・天文宇宙検定2級10章の「宇宙における生命」がより理解しやすくなるかも?

と感じ読んでみました.

身体のしくみについて、日々新しい情報が更新されている近年、正しい基礎知識を持つことで「情報の選択」ができ、より自由に自分を大切にしていけるから、この本の内容は工夫しだいで活用度が高く楽しめる一冊にんなるかと 📖✨

     


目的Ⅱ

・酸素が必要なのは分かるが、「なぜ必要なの?」「血液に乗って体中の細胞に届けられて、それで?」と聞かれたら、酸素が実際どのような役割を担っているのか明確に答えられない. を解消する

・そもそもなぜ酸素を吸うように進化したんだっけ? 以前観た「全地球史アトラス(Youtube)」を思い出しながら読んでみよう思う↓

全地球史アトラス フルストーリー(Youtube)

・酸素の役割を頭の中で整理できたら、今より(スムーズに)運動量が増えるかな?という淡い期待もあり. ww


目次

⚫︎私たちは1日に2万回以上も呼吸している

⚫︎人のからだは約60兆個もの細胞でできている

⚫︎かたちや大きさはちがっても細胞のつくりは同じ

●酸素を使って、細胞のなかでエネルギーをつくり出す 

●酸素はほかの物質と結びつきやすい性質をもっている

●肺で酸素と二酸化炭素を交換する

●もっと酸素を ー 進化してきた肺

●水中で酸素を取り入れる 一 えらのしくみ

●肺もえらもなく、からだの表面で呼吸する動物

●赤血球のなかのヘモグロビンが酸素を運ぶ

●ヘモグロビンは4個のうち1個の酸素を細胞にわたす

●血液は1分間で全身を1周する

●心臓の進化と体温調節

●エネルギーのもとは有機物

●デンプンをブドウ糖に変えて内呼吸に使っている

●ミトコンドリアでエネルギーをつくりだす

●植物も呼吸して、酸素を取り入れている

●地球上に酸素がふえ、生物が進化していった

●酸素を使わずにエネルギーをつくり出す生物

 

YUKA的コメント / 天文宇宙検定テキストとの関連

⚫︎私たちは1日に2万回以上も呼吸している

⚫︎人のからだは約60兆個もの細胞でできている

【「細胞」=生物のからだをつくる小さな部屋 】の表現がなんだか可愛くて. 

簡単に「細胞」と言っているケド、ここに描かれている「髪の毛の細胞」「脳の神経細胞」「腕の筋肉の細胞」「血液の細胞」「皮膚の細胞」「心臓の筋肉の細胞」「胃の細胞」「骨の細胞」の8つの姿を観ているだけでも多細胞生物の多彩な細胞の姿

1㎜にも満たない、たった1つの受精卵という細胞から始ま、ここまで大きく育った私たちの身体のとんでもない凄さに意識を向けることができるページです.

⚫︎かたちや大きさはちがっても細胞のつくりは同じ

卵細胞、神経細胞、白血球(マクロファージ)etc…色々な細胞の絵と共に、細胞膜、核(DNA)、細胞質などの細胞内部も丁寧に描かれていて、観ていて飽きないです ww 

細胞質の中にはみんな大好きミトコンドリアのお姿もチラッとお見かけすることができます ww

●酸素を使って、細胞のなかでエネルギーをつくり出す ◷🏠⇅

私たちのからだのなかでは、ひとつひとつの細胞が活動しています。細胞が活動するためにはエネルギーが必要です。  (中略)

心臓は血液を全身に送るために、1分間に60~70回、1日に約10万回も筋肉をちぢめています。

食べものを消化するときも、食べものを食道から胃→腸→肛門へと送るために、筋肉をちぢめています。

筋肉をちぢめるためにはエネルギーが必要です。

「人はなぜ酸素を吸うのか」P8より抜粋

って、もう、けなげすぎ…😭✨ 私たちの身体のありがたさを表現したすぎて、↑ここの一文はもう抜粋させていただきます!

自分の身体をもっともっと丁寧に、大切にしてあげないかんですよ‼ していきますdesu‼と、興奮1人劇がはじまる…(笑)

●酸素はほかの物質と結びつきやすい性質をもっている 🎅🏻🔥=🎇✨

●肺で酸素と二酸化炭素を交換する

外呼吸を行う肺胞の小さなふくろ、直径0,1~0,2というサイズと全部広げた表面積に意識をフォーカスしてみたら、森林浴というか自然の中で生活したくなりました. 横隔膜トレーニングで体幹・軸の安定や、ストレートネック・逆流性食道炎の改善につながると知ったのは、いつも通り横道ネットサーフィンから(笑)🏄🏻‍♂️✨

●もっと酸素を ー 進化してきた肺

両生類やハ虫類が苦手気味なので💦今まで避けてきた進化図. このページの「えらの後ろに1対のふくろをもった原始的な魚」から始まる3つの進化や、「複雑な形に進化してきた肺」のシンプルな絵は🦎🐸🐢苦手系にも、安心してじっくり観れてありがたい✨ おかげで「肺のつくりが細かくなることで激しい運動ができるようになる」という意味がわかりました

●水中で酸素を取り入れる 一 えらのしくみ

ここは正直,今だに理解が足りない所です😓 えらにある沢山の毛細血管が水の酸素をつかまえ二酸化炭素を出すのはもちろん分かるのですが、お魚のえらをじっくり観察したことがないため、えらの拡大図を観ても悲しいかな、まだイメージだけでは理解が及ばず😅ahaha… 今後の自分に期待します!ww だれかお魚博士はおらんかぁ~い🐟

●肺もえらもなく、からだの表面で呼吸する動物 🪱

●赤血球のなかのヘモグロビンが酸素を運ぶ 🥛[ⅡⅧ]

1m㎥ / 一辺1mmの箱サイズの血液に450~500万(全20兆)個の赤血球…🩸.. ミクロの世界が面白すぎる件について

●ヘモグロビンは4個のうち1個の酸素を細胞にわたす

P12&P17の絵で「酸素が多い血液」「酸素が少ない血液」の、毛細血管の色がグラデーションになるなる部分「について理解が困難だったのですが、このページの左端の絵でようやく意味が分かりました💡

●血液は1分間で全身を1周する 💘Ⅶ₀

●心臓の進化と体温調節

このページを読むまで「魚類・両生類・ハ虫類・鳥類・哺乳類それぞれの心臓の部屋の数がいくつあるか」なんて考えたこともなかったです!恒温・変温動物という聞きなれた言葉が出てくるということは…心臓についても学生の頃ならってたのかな?(記憶が行方不明でございます🚓 ww)

●エネルギーのもとは有機物

炭素(C)水素(H)酸素(O)/※ここでは窒素(N)は出てきてない/が結びついたた有機物に酸素が加わる内呼吸の公式がとても勉強になり、「炭水化物とか脂質とかタンパク質とか有機物とか無機物」といった言語に対する苦手意識が、関連性が見えたおかげであっという間に半減されました☆😲!

●デンプンをブドウ糖に変えて内呼吸に使っている 🫃🏻🕺🏻(🥫)🍇(💧)

●ミトコンドリアでエネルギーをつくりだす 🥫[Ⅷth]

「細胞膜の穴から入ったブドウ糖は細胞質でさらに小さな有機物に変化し」と記載があるのですが、どうやってさらに小さく変化してミトコンドリアに届くのかしりたい🤩! & P29のエネルギーをつくりだす公式がもう少し詳しく載っていて楽しすぎました!✨

●植物も呼吸して、酸素を取り入れている 🍃

●地球上に酸素がふえ、生物が進化していった

酸素呼吸できる細菌→ミトコンドリア(単)→動物光合成から酸素をつくりだすシアノバクテリア(真正細菌)→葉緑体→植物は「全地球史アトラス(Youtube)」でも観ていたので、頭に入りやすかった.

このページは天文宇宙検定2級10章に出てくるので「全地球史アトラス(Youtube)」共にCheckをおすすめします♪

●酸素を使わずにエネルギーをつくり出す生物 💖💪🏻ⅡobeE /💔💪🏻

乳酸菌や酵母菌の話が出で来るとは思ってもみなかったので,手作り好きな人間にはうれしかったです🧀

嫌気呼吸など、このページの内容は天文宇宙検定2級10章に出てくるので「全地球史アトラス(Youtube)」共にCheckをおすすめします♪      

    

感想

こちらの本も特に何か問題提起などをしているわけでもなく、、ただただ、「人はなぜ酸素を吸うのか」のかについて淡々と書き綴られているだけなので。。。ひたすら夢中になって読みあさっていた私にまたも突如おとずれた【奥付】ページ… 😯😮

「え⁉ やっぱり、これで終わり⁉」と笑ってしまいました. +😅+

     

説明文のあるページはたったP38だけなのですが

・とてもシンプルで分かりやすく

・自分自身に関する身近なことがらであり

・絵が深いところまで表現されていて充実しているので

いろんな意味で反応できるところが沢山あり、私は中味の「濃い」本だと感じます📕

      

「ここ、天文宇宙検定テキストで出てきたな~」とか「それについて、今まで全然考察したことがなかった!」「ここでこう話がつながるんだ!」など、この先の天文宇宙検定1級に関連していくことや、2級の基礎かためになるお話がたくさん綴られていて、全体像やこれからのことを考えながら楽しく読めました♪

が。  が。が。が。。。 いつも通り…

読めた・知ったことと(Input)、覚えていること・応用していけること(Output)は別問題なのでOutputのくり返しを… して.. するならば… するように ..てんてんてん …( -_-) 遠い目 … 笑+

 

ぜひあなたも手に取って、あなたの体の「細胞」が織りなす不思議で魅力あふれる奇跡の数々を探してみてください📖✨

あなたなりの疑問や答えは、きっと人生をさらなる充実へと導いてくれます∗*゚✨

 

 

 

記憶定着のQ

 

 

 

   

See you♡🐈

    

  

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