「エジソン 」

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天才⁉︎科学者シリーズ 5 時代を発明した男

ルカ・ノヴェッリ 文,絵 / 関口英子 訳  滝川洋二 日本語版監修

こんな人にオススメ♪

・科学の歴史とか…科学者とか…公式とか…覚えたいけど苦手. だけど好きになりたい

・天文宇宙検定の勉強をはじめる,している

・地学、理数系、自然の摂理などに興味がある


天文宇宙検定1級のテキスト読んでみても相変わらず「問」とか「演習」とか全く理解できず・ズ・zu …💀オワッタ の日々を送っておりますYukaLabo主. 📡⚗️

小学生レベルから始めればその物語や分かりやすさから、公式や定理に興味がでて少しずつでも理解が深まるのではないか…(1級受験はまだ遥か先のおはなし ww)

✨ きっと、こんなわたくしにも優しく理解をうながしてくれるのではないかと、淡い期待をこめ新しくGetしてきた小学生むけのこども本【天才⁉︎科学者シリーズ】

同じような状況の方いるかな? いてもいなくても!(笑)  【天才⁉︎科学者シリーズ】➀~⑩までまるごと、順々にご紹介します📖✨

ぜひこの本で、あなたの中にある知的好奇心を刺激して、「なぜ?どうして?」「それって本当⁉」「もっと知りたい♪」という、わくわくの世界をのぞいてみてください♪🧪⚗️🤩


エジソンと言えば

・小学校を3ヶ月で中退になりお母様が教育された

1万回以上の失敗を超えて、白熱電球を発明した人

・たくさんの発明で数々の特許を取った人

・ビジネスセンス(マーケティング)に、とても長けた人

・エジソン(直流送電) vs テスラ(交流送電)との電流戦争で処刑の「電気椅子」の話まである

ということぐらいはサラッと存じ上げておりました. が。

1回の充電で160㎞走行可能な電気自動車をすでに開発していた Σ(,,ºΔº,,*)ナッ!?ナンダト!?

②とてつもないビジネスセンスりょく

③莫大なもうけをあげても、儲かった金額全て新たな発明や事業に投資のスタイルをつらぬいた.

④映画製作会社、建築分野、植物の研究など、多くのテーマを研究していた

⑤鉄道の列車内で新聞を売る仕事では、需要アップで自分で活字を組み印刷までするようになった.

など、多くの発見がありました💡✨

    


  

発明しただけで満足していてはダメだ。みんなもよく覚えていてほしい。発明したものを多くの人に見せ、宣伝し、ネットワークをはりめぐらせ、資金を手に入れなければならない。

10 メンロパークの魔術師 P47より抜粋

と本書にも記載があり、エジソンといえばビジネスセンス(マーケティング)にとても長けた人という話を聞いたことがあったな ✩⃛∗*゚と考えていたら

昔、「貧乏モーツァルトと金持ちプッチーニ 」(正林真之しょうばやし・まさゆき 著書)で、芸術世界における知的財産の扱いについての話を読んだのを思い出し

当たり前の話ですが、いつの時代もどんな分野も、生き残ることや皆の元に何かを届けることetc… ビジネスセンスあってこそだなと感じました.  「知っている」ことと「できている」ことは全くのべつものだと脳内自己ツッコミが止まりませんであります Σ(。>д<。)ゞフオ!!!!

 

エジソンのビジネスセンスが磨かれていったことについて

お父さんは腕のいい大工職人で、材木や農業器具の商いもしていた。今の言葉でいうなら、ちょっとした実業家ってところかな。どんなときでも前向きで、頭はアイディアでいっぱいなんだ。なかには、ユニークなアイディアもあった。

(中略)

この町に、お父さんは高い展望タワーを建てて、頂上に望遠鏡をおいた。25セントをはらえば、頂上に登って景色を楽しむことができる。

「エジソン」2汽車からスタートした、ぼくの人生 P15より抜粋

まだ、エジソンにはついてこちらの本一冊しか読んでないのですが、このお話が事実ならば、お母様の教育だけでなく、この様なお父様の後姿を間近で見てきた影響もかなり大きかったのではないかな?と個人的に感じました.

アイディアを実現させ、それを周囲が喜ぶ形でビジネス展開していく具体的手法を、エジソンは当たり前に間近で観て、肌身で感じッとって育っているわけですよね.

   

そのかわりぼくは、鉄道員の奥さんたちに、とちゅうの農村で仕入れた果物やバター、桑の実などを、安く分けてあげることになった。

(中略)

青果店を2軒ひらいて、おない年の友だち2人にまかせたんだ。

(中略)

ときには、預かってくる新聞が、足りなくなることもあった。そこでぼくは、新聞の値段を上げることにした。最初は倍、そして3倍……。これこそ、需要と供給だよね。

とうとう、ぼくは自分で新聞を発行することにした。 (中略)  汽車の上で活字を組んで、車内に積んだ小さな印刷機で印刷するんだ。

「エジソン」3新聞売りから新聞記者へ P19~20より抜粋

「とちゅうの農村で仕入れた果物やバター、桑の実などを、安く分けてあげる」や、実験器具や化学薬品を買うための資金として「青果店を開く」など

周囲の役に立ち稼ぐこと、チャンスを見逃さずあらゆる工夫をこらしていくという基本的なスタンスは、エジソンが生涯において貫いた姿勢であり

時代がちがえど「お金がない」「人脈がない」「環境がない」などと嘆くのは「足らぬ足らぬは工夫が足らぬ」からで、では実際どうすれば良いか?の参考となるお話かと.

青果店を開くにしても、何もかも自分でやろうとせず友だちに任せることができるという点で、今の時代でいう「リーダー、マネージャーりょく」の側面からも、エジソンのことをもっと知りたいなと興味がわきました✨

   

これは本書に記載のないお話ですが、ネットで調べていたら、エジソンの「君だれだっけ?」と妻を忘れる程の集中力.というエピソード紹介の記事がいくつかありました. Σ(,,ºΔº,,*)ナッ!?ナンダト!?

もしこのお話が事実なら… 「眠るのが好きでないエジソン(P42)」睡眠が少なかったことも関係あるのかな?なんて疑問…

とにかくあらゆる角度から様々な疑問が浮かび、参考になること、考察してみたいことも多く、「もっと詳しく知りたい」と刺激してくれた本でした.

まだまだエジソンのこと何も知らないので(エジソンだけに限らず、この本で知った科学者たちのことも含め) 少しずつ調べて行きたいなと. その過程の中で色々な数式や法則などもおぼえて… …いつか天文宇宙検定1級のレベルまでたどり着きマス… 🐢… と. ww

     

もしまだ、エジソンについてあまりご存じない方や、これから調べてみたいんです. という方がいらっしゃったら、ぜひ一度お手に取ってみてほしい一冊です📖✨

   

こちらのシリーズほぼ全ての本について言えることですが、最初に時代背景がかかれているので物語の内容が理解しやすくてたいへん助かります.

素人にはこの説明があるのと無いのでは、読み解くまでに大きな差がでるかと.

   


なお、こちらのシリーズは全部で10冊ありますが、それぞれの科学者が生きた時代順にならべると

⑨・④・⑧・①・⑦・⑥・②・⑩・⑤・③ 

となります。頭の中を整理させながら読みたい方は上記順番に読むのもおすすめです♪

   

    

    

    

    

    

    

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