天才⁉︎科学者シリーズ 4 地球を持ちあげてあげてみせよう
ルカ・ノヴェッリ 文,絵 / 関口英子 訳 滝川洋二 日本語版監修
・科学の歴史とか…科学者とか…公式とか…覚えたいけど苦手. だけど好きになりたい
・天文宇宙検定の勉強をはじめる,している
・地学、理数系、自然の摂理などに興味がある
文宇宙検定1級合格をめざして、理数系の基礎を小学生レベルから学び直していたら、ピッタリの絵本を見つけちゃいました (しかもシリーズもの♡) 第2弾‼
天文宇宙検定1級のテキスト読んでみても相変わらず「問」とか「演習」とか全く理解できず・ズ・zu …💀オワッタ の日々を送っておりますYukaLabo主. 📡⚗️
小学生レベルから始めればその物語や分かりやすさから、公式や定理に興味がでて少しずつでも理解が深まるのではないか…(1級受験はまだ遥か先のおはなし ww)
✨ きっと、こんなわたくしにも優しく理解をうながしてくれるのではないかと、淡い期待をこめ新しくGetしてきた小学生むけのこども本【天才⁉︎科学者シリーズ】
同じような状況の方いるかな? いてもいなくても!(笑) 【天才⁉︎科学者シリーズ】➀~⑩までまるごと、順々にご紹介します📖✨
ぜひこの本で、あなたの中にある知的好奇心を刺激して、「なぜ?どうして?」「それって本当⁉」「もっと知りたい♪」という、わくわくの世界をのぞいてみてください♪🧪⚗️🤩
当時の学者の多くは、その貴重な知識を、身のまわりの問題を解決するために使おうとはしませんでしたが、アルキメデスはちがいました。
そんな表紙のそで(折り返し)文章に「では、当時の学者は何をしていたの?」なんて眉をひそめ独りごとを言いながら読み始めた本書… 📖🤔
目次には「ひとつのことを実行しながら、100のアイディアをねる」なんて魅力的なタイトルがあるし!✨ お父様は貴族出身の天文学者&お母さまは奴隷出身…
などなど、最初から好奇心かきたてられる文章に夢中になって追いかけていくと…
➀今からおよそ2300年前に生まれたアルキメデス. なんとプラネタリウムまで作っていたとは!
②2300年前にローマ軍の軍艦を炎上させた方法に「天日レンズ」を使った⁉ しかも現在は太陽光炉(巨大なオーブン)が作られている⁉ (゚ロ゚;)エェッ!?
③昔聞いた「王冠が金だけでできているか、銀が混ざっているかを調べる方法」の体積の液体・浮力を思いついた物語の人ね!パイπやテコの原理etc…知ってること沢山ある✩
④当時は砂浜で文字を書いて授業…✨
⑤古代エジプトで神聖な存在としてあがめていた「ネコ」は国外に持ち出すことは禁じられていたためアルキメデスはアレクサンドリアに行くまで見たことがなかった.(パピルスをかじるネズミを追いはらう)
などなど、書ききれないほどの発見がありました💡✨

アルキメデスがつくったプラネタリウム
表紙のそで(折り返し)にあった「なんとプラネタリウムまでつくっていたのです。」の説明文に、
「え⁉アルキメデスはどんなプラネタリウムをつくったの⁉✨」「そのプラネタリウムは今でもそんざいする?」「今でもみれるのかな⁉」と、一瞬で私の好奇心に火をつけてくれ、その答えが知りたくて夢中になって読んでいくと… wkwk( •ᴗ• *)))ゎ‹ゎ‹
これほど大きな機械じかけの装置は、これまでだれもつくったためしがない。ガラスに銀と金をちりばめた、光かがやく球体が、観察者のまわりを回転する。これにより、太陽や月や星の動きがわかる仕組みになっていた。
14,音楽と夜空の星 P63より抜粋
アルキメデスがつくったプラネタリウムは、分解され、戦利品としてローマに持ち去られたそうです。水時計も、オルガンも、数々の書物も、みんな同じ運命をたどりました。
18,人生の幕がおりるとき P82より抜粋
と記載あり… ネットで調べてみましたが、その先の行方というか情報を見つけることができませんでした… どなたか詳細をご存じの方がいたら教えてくださいませ✨ |•,,)チラッ
太陽光炉
アルキメデスが光学を研究していたことと、ローマ軍の軍艦が炎上したと言う言い伝えから…(途中省略)
現在では太陽光炉(巨大なオーブン)がつくられています。それだけでなく、宇宙空間にレンズを打ちあげ、地球のまわりを回転させながら、太陽の光を地球上の一点に集めることもできるのです。
17,コラム P78より抜粋
?宇宙空間から太陽光… なんのために?どうゆうことだろう?(。-`ω-ก)ウーン
と、ネットで調べていくと、いつの間にか「太陽光炉」が「太陽砲(ヘリオビーム)」に変わっていて…(なぜだ⁉笑) ウィキペディア(Wikipedia)では、1900年代のドイツの物理学者ヘルマン・オーベルトが考案した超兵器の計画の話が載っており、なんだか怖い世界へ紛れ込んでしまいましたが💦Σ(゚Д゚;…
「ウィキペディアは出典以外信用してはいけない」とウィキペディア日本語版管理者さんご本人がyoutubeでおしゃっていたことを思い出し💡 ブジ平和な現在へ帰還いたしました.
防衛の準備
わたしはシラクサのことだったら、ひとつひとつの岩の形から、すべての塔の正確な高さ、砦の銃眼の位置、大きな港と小さな港の海の深さまで、すべて知りつくしていた。
(中略)
ヒエロン王は、用意周到だった。「平和な時こそ、戦争のための備えを忘れるな」と、ローマ人たちが口にしていた台詞を、いつもくりかえしていたのだ。 王の命令にしたがって来たことが、いま、役に立つのだ。
16,防衛の準備 P71~72より抜粋
今回のアルキメデスの書籍感想について書き出したいことはたくさんあるのですが、地中海に浮かぶシチリア島の中でも指折りの美しい町で大自然の中で育ち、砂浜で授業を受け、探求心旺盛なアルキメデスの感性の高さ、IQとEQのバランスのよさが文章の端々から感じられ興味津々で読み進めることができました.
けっして、そう大きくない町であったとしても「ひとつひとつの岩の形から…(中略)すべてを知りつくしていた」なんて例えられるほどの観察力って凄いと感じるのです.
また、↑上記のヒエロン王の言葉は
「今のやる気の火が燃えているうちに、次の薪をくべていく」(やる気が出る脳 / 加藤俊徳)や
仕事などでも、「どうにもならなくなってきてから動くのではなく、うまくいっているうちに、次の手段・戦略を実行するんだよ」という言葉に結びつき、いろいろな側面から考えさせてくれた本でした.
【天才⁉︎科学者シリーズ】➀~⑩の全記事投稿はまだしていませんが、シリーズを完読してみて「アルキメデス好きだな」と感じた一冊です📖✨
時代背景
こちらのシリーズほぼ全ての本について言えることですが、最初に時代背景がかかれているので物語の内容が理解しやすくてたいへん助かります.
素人にはこの説明があるのと無いのでは、読み解くまでに大きな差がでるかと.
なお、こちらのシリーズは全部で10冊ありますが、それぞれの科学者が生きた時代順にならべると
⑨・④・⑧・①・⑦・⑥・②・⑩・⑤・③
となります。頭の中を整理させながら読みたい方は上記順番に読むのもおすすめです♪
See you♡🐈