月刊たくさんのふしぎ 2020年8月号
杉本憲彦 文 / 金子幸代 絵
・科学や自然・宇宙のふしぎが好き♡ or 解き明かしたい人♪
・天文宇宙検定の勉強をはじめる,している
・地学、理数系、自然の摂理などに興味がある
・宇宙や地球のふしぎをこどもと一緒に学びたい大人♪🌏✨
10分で楽しくわかる!大気の基礎知識本✨
🌏どうして太陽系惑星の中で、地球だけが「いのちあふれる」奇跡の星になったの?
🌏重力にひっぱられている空気のことをまとめてなんとよぶ?
🌏宇宙の温度はー270° / なぜ地球は冷えず、熱くなりすぎないの?
🌏なぜ太陽の光は宇宙空間を温めないの?
🌏金星(460°), 地球, 火星(-50°) / 現在地球が気持ちいい気候なのはなぜ?
🌏地球の温度をならし、私たちが毎日水を飲めるのは何の働きによるもの?
などなどなど♪
たくさんの「どうして?なぜなぜ?」好奇心に答えてくれる、月刊たくさんのふしぎ「空があるから」
天文宇宙検定で1つひとつの章で学ぶ、堅苦しく・難しくなりがちな内容の数々を、シンプルな物語でテンポよく「つながり」を持ってお話ししてくれるので、全体の流れや関連性が気持ちよくスッと頭に入る絵本です📖✨
天文宇宙検定の勉強が断然理解しやすくなる、読んでおくといいオススメ本♪

巻末の作者紹介に「竹ペンによるドローイングで物語の人物やシーンを描いている」と説明のある金子幸代氏の絵は
●絵の知識を持ち合わせないわたくしには「平凡ね」と感じる、日常のシーンから始まり (P1~7)
●宇宙のシーンになったとたん、大胆な色分割の美しい地球や、太陽の激しい熱エネルギーを感じる絵へと変わり (P8~11 / P14~16)
●そしてまた日常の絵に戻ってくる (P12~13)→しかも太陽の光や日向ぼっこしてる女の子と男の子の表情がほんと気持ち良さそうで、これまた可愛いんだ♡
そのくり返しの中で、P20に現れる空の絵は気持ちよくて✨ 著者杉本憲彦氏のお話がスルスルと心と頭に入ってきました.
🖍️P22では無性に本に落書きしたくなる衝動にかられ ww
⛅曇りの日はどんより曇った気分を、晴れた寒い冬の日は、ほんっと寒くて手耳が冷たくかじかむ痛さを思い出す絵
🌋地球が誕生した46憶年前の絵は、落下してくる隕石や雨・雷の激しさが痛々しいほど伝わってくる線つかい & 海中の光と酸素が表す静けさ∗*゚
🍃P34~35では全身で気持ちよい風をうける子供たちの表情や風の流れに…と
なんだろう?抵抗なく内容が頭に入ってきて静かに心動かされる魅力・楽しさを感じる絵でした📖✨
巻末の「ふしぎ新聞 /P3」では「忍者の一日」🥷🏻忍者研究者:三橋源一氏のコラムがあり、三重県には忍者を研究する大学があるそうな‼😳✨
武道好きなわたくしにはここに紹介されている
・「抜き足,差し足,忍び足」→田植えでバランスを取りながら何時間も、深い泥からあしを「抜いたり、差したり」する作業が自然に「忍び足」の良い練習になった
・「天気の変化を知る(重要)」→農業で天気の変化を読む力が身に付く
・「ジャンプ力」→山仕事/伊賀・甲賀は丘が多く土は滑りやすい泥. 足半わらじという小さめの足の指先が出るわらじで山移動. 滑りやすい斜面を足の指でしっかりつかんで歩く. 強靭な足首・足指の力がつきジャンプ力などにつながる
・「薬草の産地」→山を歩きながら薬草・山菜集め、毒草や山に関する知識も得る
の内容に、とてもわきゅわきゅしてしまいました😍😤🤩
「忍者の基礎は忍者が住んでいた農村にある / 川上仁一」と記載がありますが、武道も「日常が稽古」で「稽古が実践・実践が稽古」
日常の歩き方、座り方・骨や足の裏の使い方・視線・指先への意識などなど「あるものすべて使う」意識の高さが問われるので、こちらのコラムを読んでいるのがやたらと楽しかったであります💡✨
ふしぎ新聞の最後「来月号は…」のコーナーでは
1年で1g→5㎏へと成長するイカを「前後左右、自由に進むことができ、目がよく見えて、体の色も変えられます。海中のすご腕ハンターイカのひみつにせまります」と、
たった14文字10行の小さな枠の中にイカの素晴らしい能力とあふれる魅力をふんだんにつめこんだ紹介文があり、「忍者の一日」を読んだ後で人間の身体能力と重ねて思考してしまったので…感動しました(オイ.笑)🦑✨
目がよく見えて、体の色も変えられる…そんなイカの様な能力をもった人間… …イカ人間… .. それこそ「忍者」の話に戻…. ww+
もしあなたも、月刊たくさんのふしぎ「空があるから」と出会えたら
ぜひ手に取って、今ここにある地球のふしぎや奇跡について感じながら、丁寧に読んでみてほしい一冊です📖✨
きっと、素敵な幸せを運んで来てくれると思います🕊️
See you♡🐈